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2022.05.18
ごっそり!お家でできる犬の耳掃除 Vol.31
犬の耳掃除をしてあげていますか?
掃除していないと汚れがたまり病気の恐れも…。
自宅でもできるケア方法を獣医師がお伝えします!
獣医師・山下:実際にお耳を洗っていきたいと思います。洗浄液を耳に入れて揉む時に、クチュクチュと音が鳴ることもあります。その後乾綿を巻いて、汚れをフワッと取ります。
山下:では、実際にお耳の方を洗っていきたいと思います!
山下:今回協力してくれるのは、ヒメちゃんです。とてもおりこうさんです。
山下:ここが、犬の耳たぶである耳介です。
山下:その後に垂直耳道がきて、鼓膜に向かって水平耳道がくるようなL字型をしているとお伝えしました。この耳道の中に、今から洗浄液を入れて洗っていきたいと思います。
山下:それでは、お耳の洗浄液を入れていきたいと思います。ごめんね、ちょっと冷たいんですけど。
山下:耳からあふれる寸前まで、たっぷり洗浄液を入れます。
山下:このときに垂れないようにティッシュで押さえながら、先ほどの垂直耳道を揉みます。クチュクチュと音が鳴ることもあります。
山下:垂直耳道は外からでも触って分かります。水平耳道も触って分かりそうであれば、ここをペコペコとストローを押す感覚で揉んであげて、さらに奥の汚れを剥がし取ってください。
山下:終わったらちょっと頭を傾けてもらって、耳の中の洗浄液を出します。はい、お水を出しました。頭を自分で振ってくれると、耳垢が完全に取れて良い感じです。
山下:ふわふわした柔らかいもので、表面をなでます。浮いてきたものを、ふわっと取り除きます。
山下:どうしても綿棒を使いたい場合について説明します。ぐいっとこそぎ取ることはしないでください。耳介の入り組んだところに汚れがあるときに、優しく取ってあげましょう。力は全く入れなくて構いません。
山下:反対側も洗っていきますね。今までのポイントを復習しながら見てみましょう。
山下:お水ちょっと冷たいのでね。びっくりする子が多いのですが。(クチュクチュという)音は聞こえますか? こういう感じで揉んであげてください。
山下:1回ぶるぶるする? はい、おりこうです。そしてこの後に、こうですね。ふわっと汚れを取り除きます。これも、奥には入れ過ぎないよう注意しましょう。
山下:はい、今回は、お耳の中の構造と、ご自宅でできるお耳の洗い方をご説明しました。それでは、また。
山下:さよなら!