抗がん剤について

「がん」と一言で言っても、その種類は様々です。腫瘍=がんではありません。悪性の腫瘍、例えば胃癌や肝臓癌のような癌と白血病や骨肉腫のような肉腫を「がん」と呼びます。腫瘍がある場合、まずはそれが良性なのか悪性なのか、何に由来する腫瘍なのかを検査する必要があります 腫瘍が悪性の場合の治療方法は、がんの種類によって、外科手術、抗がん剤治療、放射線療法のいずれか、またはそれらを組み合わせたものになります。最近では活免疫細胞治療法を行っている病院もあります。

抗がん剤治療

抗がん剤治療は、再発・転移を防ぐため、がんの症状を遅らせるために、手術では取り切れないがん、悪性度が高いがんに対して行います。抗がん剤治療はがんの種類によって、点滴薬、注射薬、内服薬などを使い分けます。

抗がん剤というと副作用が強いイメージがありますが、動物の場合は消化器症状など、副作用が出ても軽度なものがほとんどです。ただし、時々副作用が強く出てしまう動物もいるで、抗がん剤のリスクを減らすために、投与前後に検査を行い必要な処置をします。

動物の抗がん剤治療は、全身状態が安定している子であれば通院治療が一般的です。延命だけが目的ではなく、生活の質(QOL)を保ち、苦痛のない生活を1日でも長く延ばしてあげることが1番の目的です。抗がん剤治療の方法は1つだけではなく選択肢があります。一緒に過ごす飼い主様がひどく負担に感じてしまう治療は長く続けられませんので、ご不安やが不明な点がある場合は獣医師もしくは病院スタッフにご相談ください。

当院ではリンパ腫に対する抗がん剤療法、肥満細胞腫に対する分子標的薬療法を取り入れております。

WOLVES HANDグループ 沖縄各医院

豊見城動物高度医療センター

TEL:098-852-2722

住所:沖縄県豊見城市字翁長843番地1

HP:https://wolveshand.jp/southern-wolves/tomigusuku/  

那覇動物病院

TEL:098-917-2369

住所:沖縄県那覇市字松川778-2 グランスイートおもろまち1階

HP:https://wolveshand.jp/southern-wolves/naha/

名護動物医療センター

TEL:098-051-0700

住所:沖縄県名護市字名護4558番地8

HP:https://wolveshand.jp/southern-wolves/nago/
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