去勢・避妊手術

　去勢手術は前立腺肥大や会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など男性ホルモンが関連した病気を予防するため、交配によって子ができるのを防ぐために行います。
　退院後は傷を舐めないようにエリザベスカラー、またはエリザベスウエア（猫はエリザベスカラーのみ）を着用していただき、ご自宅で安静にしていただきます。

　避妊手術は乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、卵巣疾患など女性ホルモンが関連した病気を予防するため、交配によって子ができるのを防ぐために行います。
　退院後は傷を舐めないようにエリザベスカラー、またはエリザベスウエアを着用していただき、ご自宅で安静にしていただきます。

　前日は体調を整え、夜10時までには食事を終え、それ以降は食事やおやつなどを取らないようにしてあげてください。お水は朝まで与えていただいて問題ありません。
　どうしても食事の間隔をあけると吐いてしまう子は事前にご連絡ください。

　当日はご予約の時間までに病院にご来院ください。一般身体検査を行い、お預かりをいたします。書類等がありますので、お時間に余裕を持ってご来院ください。
　術前に血液検査を行い、手術を行うにあたって問題ない場合は麻酔をかけて手術を行います。

　退院は基本翌日となります。退院時に術前の血液検査の結果や手術時の内容をご説明させていただきます。
　また、自宅で飲ませていただきたい抗生剤などのお薬の説明も行います。

　ご自宅では傷を汚さないのが一番です。そのためにエリザベスカラーや別売りのエリザベスウエアを着用していただき、傷を舐めないようにします。
※猫の去勢手術の場合は、エリザベスウエアはありません。

　退院から３日後あたりに一度診察にいらしていただき、退院してから術創は問題ないか、体調は問題ないかをチェックします。
　その日から１週間後（退院してから１０日後）に再度術創をチェックし、問題なければ抜糸を行い、終了となります。