ワクチン関係
混合ワクチンの接種時期
子イヌや子ネコは母親から譲り受けた免疫を持っています
子イヌ・子ネコの場合、生後2〜4ヵ月齢頃までは、母親から胎盤や乳汁を通して譲り受けた免疫(移行抗体)を持っています。この移行抗体は、まだ十分な免疫力を持っていない時期のイヌ・ネコを、感染症から守ってくれる働きがあります。移行抗体が残っているうちは、ワクチンによる免疫がつきづらいため、子イヌ・子ネコのワクチン接種は、この母親からの免疫がなくなる時期に行わなければなりませんが、その時期には個体差があります。そのため、一般的に移行抗体が消失し始める2ヵ月齢程から1ヵ月ごとに2〜3回のワクチン接種をおすすめしております。
それ以降は、毎年1回のワクチン接種をおすすめします。